美術館を巡った夜も、部屋に絵がある。
直島は、島そのものが美術館のような場所です。Sumuでは、その時間が家のなかまで続きます。廊下に、寝室に、広間の壁に。3人のアーティストによる6つの作品が、室内の一部として、暮らしのなかに自然に溶け込むように展示されています。
朝の光で、夜の灯りで、同じ絵が違う表情を見せる。美術館では叶わない、作品と「一緒に暮らす」数日を。

猪熊克芳 KATSUYOSHI INOKUMA(1951–2025)
横浜美術学校などで学んだ後、故郷の福島で制作をつづける。画業に専念したのは40歳を超えてからだが、青木繁記念大賞(1996)など立て続けに受賞。コーヒーパウダーなど独自のマチエールを発展させ、色面を削ることで生まれるぼかしの情緒は、日本的ながらも極めて現代的なバランスを保つ。とりわけ「イノクマ・ブルー」と称されるウルトラマリンブルーの作品は、国内外で高い評価を得ている。

《IN BLUE May’18 (Ⅱ)》── 洋室の寝室に。

《IN BEIGE Apr’18》── 欄間の見える廊下に。
《IN BLUE Oct’23》── 漆喰の壁に(上の写真)。
舟橋磨里乃 MARINO FUNAHASHI
1989年愛知県出身。画家である父の影響のもと、幼少期より絵画に親しむ。武蔵野美術大学大学院 造形研究科デザイン専攻 空間演出デザインコース修了。人間性への回帰をテーマに、人間の記憶や知覚のプロセス、目には見えない感覚や不完全さを、さまざまな素材を通して抽象表現する。

《Trace of quiet landscapes #1》── 広間の壁に、ペンダントの灯りと。

《Passing, Falling#1》
ミズテツオ TETSUO MIZÙ(1944–2025)
海上の船舶間の通信に用いられる「国際信号旗」を組み合わせてタイトルをデザインするフラッグ・シリーズにより、1980年代に一躍脚光を浴びる。イタリア、フランス、スペインに長く居住し、各地で展示。1987年ローマ近郊アンツィオのコンクールで特別賞を受賞し、サンタ・アンナ教会のステンドグラスを制作。極細のラインに仕切られるマットで量感のある絵肌は、現代の抽象でありながら浮世絵との類似を指摘されることもある。
作品は、ご宿泊の方だけがお求めいただけます。
この家に飾られている作品は、すべてご宿泊者様限定で販売しています。気になる作品があれば、ご滞在中にお尋ねください。在庫を確認のうえ、お手続きと配送についてご案内します。展示は季節ごとに入れ替わることがあります。
1. 作品を選ぶ── お部屋のアートガイドで、作品番号をご確認ください。
2. お伝えいただく── ご滞在中にスタッフへ。または、お問い合わせフォームから。
3. ご案内── 在庫確認後、決済・配送についてご案内します。
アート作品のお問い合わせ →
(フォームの「お問い合わせの種類」で「アート作品の購入・お問い合わせ」をお選びください)