祖父母が遺した、一軒の家。直島の、風のよく通る場所に。
その名を、Sumu といいます。住む。澄む。研ぎ澄ませる。
暮らすように過ごし、澄んだ空気に心をあずけ、余分をそぎ落として、
大切なものだけを残す。
ロゴの線は、父と二人で描きました。
太い線は、父。細い線は、私。気づけば二本は、絡み合いながら上へ伸びていた。祖父から父へ、父から私へ。
受け継がれていく、家族の糸のように。
この島にはかつて、糸を紡ぐ工場がありました。
この場所に祖母が近所の女性を集め手袋を仕立てた工場。
私たちはここで、糸のかわりに、人と人との時間を、もう一度紡ぎたい。
だから、観光ではなく、帰省のように。
誰にも急かされず、誰にも演技をせず。こわばった心の糸が、ゆっくりとほどけていく。
心地の良い、やさしい、少し潮の芳りがする風が通り抜ける家です。
どうぞ、住むように、お過ごしください。


Sumu Naoshima
代表 片山 結花